あなたはPCXに乗っていて、トルクコントロールランプ(以下トルコン)が点灯した経験はありますか?
雨の日にマンホールや白線の上でアクセルを大きく開けたときなど、めったに点灯しないはずのランプです。
ところが、私のPCXは5万kmを超えたあたりから、普通にアクセルを開けるだけで頻繁に点灯するようになってしまいました。
結論:故障ではなく整備不良だった
IRC SCT-001に交換してからは快適そのものです。
不安になる症状
発進時にアクセルを開けると、
- ランプがすぐ点灯
- ボコボコとした音
- そのまま加速できない
「タイヤが滑っているのか?」と不安になりながらも、実際には滑っている感覚はありませんでした。
点灯の裏にあった原因
会社に着いて確認すると、タイヤの溝がほとんど無い状態。
「やっぱり摩耗のせいか…?」と思いつつ、帰宅後に空気圧を測ってみると驚きの結果でした。
なんと0.5kgf/cm²しか入っていなかったのです!
(規定値は2.25kgf/cm²前後)
その場で2.3kgf/cm²まで補充すると…翌日から嘘のようにトルコンが作動しなくなりました。
わざと実験してみた
気になったので、あえて空気圧を下げて走行テストをしました。
- 0.58kgf/cm²
→ バイクを立てても傾けても、すぐにトルコン作動。加速できない。 - 0.745kgf/cm²
→ 直進では問題なし。ただしバンク中にアクセルを開けると作動。
やはり空気圧不足が大きく関係していることが分かりました。
今回の学び
- トルコン頻発の原因は 空気圧不足+タイヤ摩耗
- 二輪は四輪以上にタイヤ状態の影響を受けやすい
- 整備不良の約45%が「空気圧不足」だと言われている
実際、私のPCXも一日で0.5kgf/cm²まで落ちてしまう状態でした。
今は新しいIRC SCT001を装着し快適に走行しています。
「ランプがやたら点灯するな…」と思ったら、まず空気圧を疑ってみてください。
タイヤの管理を怠ると、命に関わる場面にもなりかねません。
私は電動空気入れを2021年に購入して今も使っています。
私のは数分も空気を入れると、コードの金属部分が熱くて触れなくなります。
私が使っているモノより使いやすそうです。
低騒音らしいですが、あまり期待しない方が良いです。
昨年エアゲージを購入しましたが、測定の度に空気が抜けるので、電動ポンプの空気圧の方が便利です。
電動ポンプの空気圧が怪しいと思ったら使う程度です。
大きく違ったことは未だありませんが・・・
PCX160のリアタイヤはL字型の、アダプターを付けた方が空気を入れやすいです。
ただし外すときに、多分0.1位空気が漏れてしまいます。
私は。60°を購入しましたが90°の方が使いやすい気がします。
60°の場合取り外し忘れても、タイヤが回転してあたっても、くるっと回転して何回もガチガチあたることはないです。
急いでテストしてると、たまに取り外すの忘れます。

CITY GRIP2は
前後輪供用(専用タイヤではない)
F:120/70R14
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(110/70R14のラインナップはない)
約9,100円前後が多い

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